大切にしている思い

人は本来、生活の中でいろいろな
体験を通して学び成長して行きます。
特に、乳幼児期の子どもは
すべてのことが新しい体験ばかりで、
その体験が多いこと、つまり
生活が豊かであることが
子どもの心身の健やかな成長にとって
望ましいと言えるでしょう。

その意味で一日のかなりの時間を過ごす
園生活を豊かなものとすることは、
園の責務であると考えております。
人の成長する過程で乳幼児期は人格形成の
基礎が作られる大切な時期で
この時期でないと育たないものがあります。

そのことを常に念頭に置きながら、
心身の健やかな成長と
生涯にわたる生きる力の基礎を
育んでいきたいと願っています。

優しい心をもった子

 
園生活では様々な人との関わりがあります。お友達や先生と遊びを通して相手を思いやる心が育ちます。また、異年齢との関わりでは、大きい子は小さい子のお世話をし、小さい子は大きい子を憧れの存在とします。

そのほか、園で育てている生き物や自然と関わることで、仏教保育で大切な『生命尊重』の心を育みます。

たくましく生き抜く力をもった子

 
家庭からこども園、学校、社会と、これから広い世界の中で生きていく子ども達。そこには楽しいことばかりではなく、きっと課題や困難も出てくることでしょう。
 
園生活では、様々な遊びを通して子ども達の学びへつながります。お友達と協力したり、日々の積み重ねで得た達成感が心の基礎となり、何にでも挑戦しようとする意欲が湧いてきます。

自分で考える力をもった子

 
子どもにとって身の回りには不思議がいっぱい。日々を通して感じたこと思ったことから「なんで?」が次々と湧いてくることでしょう。
 
私たち大人がその「なんで?」を大切に汲みとり、また、子ども自身がその答えを探し出せるようにしてあげることが大事です。

日本の伝統の中で幸せに生きる子

 
日本には変化に富んだ美しい四季があります。そんな四季である春夏秋冬には、それぞれの過ごし方、ご先祖様の知恵が伝統として今に伝えられています。
 
しかし、生活スタイルの多様化、物があふれる現代に季節感が失われつつあります。八千把こども園では、季節の遊びや行事、食文化、音楽、地域の伝統行事に触れることで大切な季節感を身につけ、豊かな心と体の育成を目指します。
 
親から子、子から孫へ・・・次の世代に大切な心をしっかりと伝えられることを願っています。

当園について

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